毎年厳重防寒対策で向かうのだが、シートに座っていると腰からではなく背中からシンシンと冷えてきて、
手袋をしていたにもかかわらず指先が痺れてきた。
トップの試合ではAway側なので目にする事はほとんどないけれど、
この風景は決して”福アリ”と結びつかないなと毎年サハラで思う。
初回のクラブミーティングで
「東京の哲学、つまりクラブが指向するお客を魅了するサッカースタイルって何よ?」の私の問いに、
「一言では応えられない、多分ユースの試合がそれに近いと思われる。」と応えていたので、
城福東京の目指すものがどんなものか一端が感じられればという観点から見る事に。
試合開始前の練習時に到着しメインの一番上に陣取ると、近くに見慣れた人がピッチに鋭い視線を送っていた。
よーく目を凝らすと私服の倉さんじゃないか。私とおなじような着衣であまりにも普通のおっさんだったので、すぐには気づかなかった。
トップから感染したような危なげ試合の入り方で始まった。しかしその入り方は織り込み済みだったのでは?と思わせるように、ロングボールを蹴ってFWが大分DFラインの裏を常に狙っていた。
相手のマークミスにも助けられたリスタートからの得点と主審からのお歳暮ばりのPK判定での得点で2−0として東京のリズムが出てきたが、まだまだ分からない状況だった。
後半に入ると大分は前掛かりな体制と疲れで中盤が開いてきた。開いた中盤でユース得意の少ないタッチでの細かいパス回しからサイドに展開する攻めが台頭してきた。
これに対応する為に大分は3バックの布陣で臨むが、逆手にとって裏を突いたパスからDFとの競争に競り勝った岡田の一発で試合はほぼ決まった。
その後は東京の一方的な展開で勝利。
いちおう記念写真。
あまりに寒くてデジカメの調子が・・・。
ハットをとった岩渕もすごいが、チャンスとなればゴール前に最低3人はなだれ込んでいった様やごちゃごちゃの中からほとんどのボールを自分たちのものにしていた玉際の強さ、そしてなによりもピッチプレイヤー全員が献身的にスペースに走っていた。
大分方面の方でさえ「もし中立の立場で見ていれば間違いなく応援していただろうし、今日はタダだったけどお金を払いたくなるようなサッカーでしたね。」と言わしめたU-18のサッカーは、将来の具現化するであろう(?)「東京の哲学」とやらに想いを馳せるにも嬉しい事だ。
しかし「東京の哲学(サッカー)」を知る為にはユースの試合を見なくてはならないって、本末転倒も甚だしいのではないか?
普通はトップの様子がそのまま下部組織に繋がっていかなければならないはずじゃない?、村バー。
さて天皇杯準々決勝@熊本とサハラ準決勝@神戸は行けないが、もし決勝に進むような事があれば新幹線に飛び乗ってそうな気がしてきた。
問題は奥さんにどうプレゼンするかだ。


